平成15年脱サラで50歳を過ぎてから農業をはじめました。ゼロからの出発でした。
赤城山が雄大にそびえる南面の土地から
赤城山が雄大にそびえる南面の土地にパイプハウスを夫婦と友達3人で黙々とつくりました。あのころを思い出すと本当にお金がなく辛かった。
私の人生の中で一番、悲しい辛い時期だったかも!?
家族が増え賑やかな生活の中、子供には平気そうに装っていても、不安が顔に出ていたようです。ずいぶん子供たちに心配をかけていたようです。
長女が里帰り出産で帰って来ていて、上の子供を見たり命の誕生に出会ったり、そんな事もあり、気丈でいられたことが今日につながっていると、感謝です。
認定農業者として
認定農業者として5年間ずつの計画を立てながら、計画に沿った経営をしてきましたが、10年目にして、100年に一度と言う、雪害に合い、完成後2週間の真新しいエコノミーハウスが全倒壊。手作業で建てたあのパイプハウスも半壊という、またしても大惨事が起きてしまいました。
平成20年に調理師をしていた息子も新規就農をしてくれ後継者として頑張ってくれていますので再建して、前に進むしかありません。自然に逆らえない無力な人間の力を感じつつ家族力を合わせ毎日、生産に勤しんでいます。
生産へのこだわり
減農薬の為の工夫のため、ダニを駆除してくれるスワルスキーカブリダニをハウス内に導入。
選別風景
収穫前はつねにハサミを除菌
選別作業はみんなで楽しく行っていることで、食卓に届いた当園の野菜たちもご家庭を楽しくできればと考えています。
荷作り室は土足厳禁で、衛生状態を保っています。